110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

東京都の20歳代、30歳代はすぐに感染対策(自粛すること)

世論はオリンピックの中止に傾いているから、それを鵜呑みにして、オリンピックは中止だと思っている人が多数いることだろう。

しかし、あなたが、東京都在住、20歳代、30歳代の若い世代ならば、これは、みんなで結託しないと効果がないのだが、SNSなどをフルに利用して、非常事態宣言でないけれども、今すぐに自粛を呼びかけよう。

あしたの都議選を、どの候補に入れるのかも、あなたの自由だが、オリンピック中止になると、あなたが他の世代は、オリンピックを中止に導いた世代ということになる。

何故か?

オリンピック中止の一番の要因は、再び、新規感染者数が爆発することにより、政府も逃れようがない状況に陥るのがベストだろう。

それは、1日の新規感染者が1000人、いや、年初のように、2000人だろうか?

見事に、そういう状況になり、世論も、沸騰して中止になったとしよう。

めでたし、めでたし、ということになる。

さて、そのたとえば2000人という数字だが、都民が緩んだからということが原因になるだろう。

それに対しては、都や国の対応が悪く、世論の集中力が緩んだからだと、言いたいところかもしれない。

しかし、そう言った場合に、もしも緩んでいない人たちがいたりすると、途端に、緩んだ人の立場は悪くなるはずだ。

毎日の、新規感染者数では、年代別に数字が並んでいるのだが、その中で、65歳以上の高齢者の数字は、ワクチン接種前で全体の10%前後だった、現在は、ワクチン接種の効果が出たのか、本日は5.5%という数字になる。

これだけだと、何を言っているのかわからないだろうが、高齢者については、人口構成比率が公式にでていて、都民のうちの23%を占めている。

まだ、わからない人もいるかも知れないのだが、ウィルスが均等に感染すれば、高齢者の新規感染者数も23%に近づくはずだ、しかし、それが、10%だったり、直近では5.5%だったりするということは、この世代は、全体としては「自粛している」と判断できるわけだ。

とすると、話をもとに戻して、オリンピックが中止に追いやられた原因は、現役世代のうち、新規感染者数を多数生み出している、20歳代(それに準じた30歳代)の要因が大きいと断定できる。

(これは、公式に若い世代が広めていると言っている人もいるよね)

言葉を変えると、オリンピックが中止になり、その要因が、東京都の新規感染者数の爆発によるものならば、都民の若い世代の振る舞いが大きな原因だと言われても致し方がない。

ということになるが、どうだろう?

首都圏以外、日本全体で見ると、新規感染者の数は落ち着いてきている。

ワクチン接種の効果も出てきているのかもしれない、今、ホットなのは東京都を中心とするエリアなのだ。

他の地域も感染爆発状態ならば、その中に埋もれてしまうことだろう、しかし、今は、動きがあからさまになっている。

世論やマスコミも、本当に不思議なことに冷静に数字を追いかけているようには見えない。

しかし、中止になれば、その原因は、ある程度統計的に確定できる。

そこを、有名な人々のうち誰も指摘しないのはなぜだろう?

国民はそれほど寛容なのかな?

 

まぁ、このブログを観る人は最近ほとんどいないので、この、コラムも世間に知られずにここにいることになるだろうけれども。