2008-12-24 薄明のなかの思想(埴谷雄高著) 読書 #旅行 本書は1978年筑摩書房刊行のもの(ちくまぶっくす1)。 埴谷雄高氏に興味があり「死霊」は、少しずつ読んでいるところだが、本書は、著者の思想を伺うには丁度良い作品であると思った。 文庫本化されているかと思ったが、ちょっと調べたところ残念ながらないようだった。 「生誕」「意識」「存在」「愛」「性」「政治」「革命」「芸術」「死」「宇宙」の10の題目を見るだけで、この手のものが好きな人は読んでみたくなることだろう。 小冊なので手軽に読むことができた。