110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

檸檬(れもん・・・梶井基次郎著)

 私は新潮文庫版を読む、今年の最後に本書が出せるのは嬉しい。
 
 ただし、本書は梶井氏の作品20編を集めたもの、その中でも表題作「檸檬」は秀逸である。
 「檸檬」は、本当に短い小編だから、立ち読みしても良いのではないかと思う。
 そして、得した気分になってほしい。

 なんというのだろう、古くないのだ。
 そして、驚いてしまった。

 そんなことを感じた。