家族の政治学(R.D.レイン著)
本書は1979年みすず書房刊行のもの。
最初は家族と言うのが、一つのユニットとして、精神病の孵卵器という位置づけかと思って読んでいったが、最後は、私たちの言葉に刻印された「徴」についての批判であった。
言葉というのは不思議なもので、つい無意識のうちに、他者を拘束してしまう。
それが、たとえ言葉使いが丁寧であろうと、何らかの形で影響を与える。
それが、再帰的に繰り返されるとどうなるのか・・・・そこには、ある意味が濃縮(凝集)されるのではないか?
そして、それが、言葉のうちにある種の「否定」をともなっていたらどうだろうか?
そして、その言葉による「呪文」が、意識的、無意識的に、その人に影響を与えたら・・・そこには、精神病という、象徴(シンボル)が与えられるのではないか?
そして、その言葉自体が「呪文」であるならば・・・
そんな事を指している様に思った。
そして、そのような事を思いつつ、少し前にあげた「ものの考え方(ウォーコップ著)」に出ていたことを、思い出していた。
最初は家族と言うのが、一つのユニットとして、精神病の孵卵器という位置づけかと思って読んでいったが、最後は、私たちの言葉に刻印された「徴」についての批判であった。
言葉というのは不思議なもので、つい無意識のうちに、他者を拘束してしまう。
それが、たとえ言葉使いが丁寧であろうと、何らかの形で影響を与える。
それが、再帰的に繰り返されるとどうなるのか・・・・そこには、ある意味が濃縮(凝集)されるのではないか?
そして、それが、言葉のうちにある種の「否定」をともなっていたらどうだろうか?
そして、その言葉による「呪文」が、意識的、無意識的に、その人に影響を与えたら・・・そこには、精神病という、象徴(シンボル)が与えられるのではないか?
そして、その言葉自体が「呪文」であるならば・・・
そんな事を指している様に思った。
そして、そのような事を思いつつ、少し前にあげた「ものの考え方(ウォーコップ著)」に出ていたことを、思い出していた。