110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

どうしよう?

 前々回に、日中関係について「本当の外交」という言葉を使ったが、残念ながら遺憾な方向に進んでいる。
 当然、外交についてスキルのある人はいるのだろうが、それが上手く利用されていないようだ、外交は国内法ではない、もっと端的に言えば、軍事力も含めた権力を背景にした戦いであると思う。
 ただし、私は、戦後以来の「平和ボケ」世代であり、若泉敬の言った「愚民の楽園」の一人である。
 要は「文句は言うが何も出来ない」のだ。

 何も出来ないが、反省だけはしようと思った。

 ちなみに、司法判断で釈放を決断したようだが、その判断に携わった当時者は、それが適当であるという意志(哲学・思想)を最後まで貫くことが肝要だ。もし、世論に屈して謝罪するのならば、その考えこそが、迷走の原因だからだ(謝って、済む問題と済まない問題がある)。