110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

様々な視点があること

三浦瑠麗氏、韓国人の渡航制限は「自身の首を絞める」
1/22(火) 10:21配信 日刊スポーツ
 テレビコメンテーターとしても活躍する国際政治学者の三浦瑠麗氏(38)が、韓国海軍のレーダー照射問題をめぐり、制裁として韓国人の「ビザなし渡航」を制限すべきだとする意見があがっていることを受け、「日本が自身の首を絞めるもいい所の意見」と警告した。
 三浦氏は22日、ツイッターでレーダー照射問題により日韓関係が悪化している現状に触れ、「韓国からの観光客にビザなし渡航を認めないなどの意見があるようですが、これは日本が自身の首を絞めるもいい所の意見です」と私見を述べた。
 日本は一般旅券を所持する韓国人についてビザなしの入国を認めているが、この査証免除措置を制限することについて三浦氏は「韓国国内に知日、親日を育てるには経済的利益と観光、留学しかないのですから、日本を好きな人を締め出して何の得があるのでしょうか」と疑問を呈し、「政府と国民は分けましょう」と、政治問題とは切り離すべきだとの考えを示した。
 最近の日本の政治は行き当たりばったりという感じがする。
 三浦氏の著作傾向からは、特に韓国贔屓ということはなく冷静な判断だと思う。
 日本も少子高齢化や産業構造の変化から、コメントに指摘のあるように、「観光、留学」は経済上のひとつの柱になってきているはずだ(しかも、韓国からの旅行者数も比較的多い)。
 そこで、理由はあれども、ある国の入国を制限すると、海外からの旅行者(流入者)の視点が変わる可能性がある。
 また、韓国の最近の一連の動向について何を意図しているのかは不明だが、対応を間違うと「あの戦争」の亡霊を今によみがえらせることになる。
 そうすると、アジア全体が日本に対して余りよろしくない反応をするだろう。

 それぞれの事象は異なれども、それぞれが微妙に関係しあっているかもしれないので、本来はそれらを総合して判断することが必要だが、日本は典型的な縦割り行政なので、そういう対応は、(官僚は)まったく苦手だ。
 
 ちなみに、Y!のコメントを見ると、単に内容だけを見て批判的なものが多いように思う。
 人を見ることすらできなくなっているのが(Y!ユーザーの)傾向かとお見受けする。