110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

2010-04-07から1日間の記事一覧

カントはこう考えた(石川文康著)

本書は筑摩書房1998年刊行のもの。 カントの解説かと思いきや、カントの提唱したアンチノミー(二律背反)を考察する、判りやすい解説書。 大学の一般教養や、高校の授業(哲学なんてなさそうだが)でも使えそうな手軽さなのだ。 また、このひとつ前に上げた…

こころの哲学(ジェローム・A・シャッファー著)

本書は培風館から刊行された「哲学の世界」シリーズの12巻目にあたる、刊行は昭和46年(1971)となる。 このシリーズは、以前より注目していたもので、哲学の基礎的な素養を得るには適当な書籍だと思われる。 それぞれは小冊なのだが、考えながら読むことに…