110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

2011-08-22から1日間の記事一覧

考え方の論理(沢田允茂著)

本書は1958年牧書店「牧少年少女文庫」の一冊として「少年少女のための論理学」として刊行されたもの、のちに改題されて講談社学術文庫版化されたものを読む。 本書はよく100円棚に見かける、また、少年少女向けの本だということも立ち読みするとわかるので…

BOOK'S To-Beさんが閉めそうです。

JR駅中野駅から、少し新井薬師に向ったところにある、「BOOK'S To-Be」さんがお店を閉めそうです。 この本屋さんの少し詳しい情報は、以下のURLでご覧ください。 http://blogs.dion.ne.jp/tokusan/archives/8483738.html?reload=2011-08-22T21:17:02 たまた…

物理学とは何だろうか(朝永振一郎著)

本書は岩波新書版で読む。 まさに表題についての著作だ、そして、著者の絶筆となったのが惜しいところだ。 しかし、未完とはいえその内容は他のいわゆる物理の導入書とは一味違う。 ケプラー、ガリレオ、ニュートンなどの巨匠は、それまでの怪しげな占星術や…