110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

2012-01-03から1日間の記事一覧

ルイ・ボナパルトのブリュメール十八日(カール・マルクス著)

本書は大月書店刊行、国民文庫のなかの一冊。 本書は、史的唯物論の格好のテキストであると解説にあるが、何よりも、これほど露骨ではないにしろ、現在の政治にも通じる何かがあるように思えてしまう。 現在の政治は、当時のフランスほど血なまぐさくはない…

ハリネズミと狐(バーリン著)

本書は岩波文庫版で読む。 (そういえば、本書は初読みとなる) 小編なので読みやすいかと思うと意外に考えさせられる内容で、副題に「戦争と平和の歴史的哲学」あるように、トルストイの思想遍歴を追いかけたものである。 トルストイは、真理を求めてその天…

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。 まずは、陣場山からの初日の出です。 今年は、曇り空でだめかなと思いましたが、なんとか雲の上に顔を出してくれました。 今年は、正月が日曜日ということなのか、はたまた、天気予報が曇りだったことが良かったのか、行き…