BanG Dream! 2nd Season9話の怪
還暦も目の前の癖に音楽系のアニメには目がない。
この病が悪化したのは「響け!ユーフォニアム」の一連のシリーズで、演奏シーンの指使いが完全に音と同期しているというこだわりに脱帽した。
原作読んだりして、京アニさんの演出の巧みさを感じたり、実際に、管楽器を入手してその音出しの難しさなどを体験したりもした(ギターはきちんと押さえればある程度の音は出るけれども、管楽器は音を出すだけでなく音程を維持するのにも相当の練習がいる)。
その次に見はじめたのが「BanG Dream! 」で、アニメの完成度は京アニさんと比較できないのだが、挿入されている楽曲が結構良くて、自分もバンドをやっているのでアレンジの参考にしている。
1stは、「Poppin'Party」という名のバンドが結成されて、ライブハウスに参加できるところまでの話で、どちらかというと話(ストーリー)重視だったのが、今回話題にする2ndは、演奏シーンありきの展開なので、話は二転三転する方向にある。
今回取り上げる9話では、花園たえという「Poppin'Party」のギタリストが、幼馴染が参加している「Raise A Suilen」というバンドのサポートに参加するのだが、それが文化祭ライブと同じ日にあり、スケジュールが厳しい中、先に始まった「Raise A Suilen」のライブは盛り上がりアンコールが続く、終わった後、花園はすぐに文化祭会場に向かうのだが到着したときには既に会場はもぬけの殻で片づけの最中であった。
「Poppin'Party」バンドの空中分解の危機か・・・という感じのところで終わり。
ライブハウスというと、夕方くらいから開場するイメージがあるので、文化祭とかぶるというのはなんかきな臭いと思っていた。
今回、この回が公式にYouTubeに上がったので、何回も行ったり来たりして確かめたのだが、まず、「Raise A Suilen」のライブの開始時間は12:30であった、これは、「Raise A Suilen」の音楽プロデューサー兼DJのチュチュが「Roselia」のリーダー、友希那に渡した招待状に記載されている。
また、「Poppin'Party」が文化祭に出演予定時間は15:05から15:30で、文化祭としては妥当なところだろう。
思うに、この文化祭は休日に開催されたのではないかと推測される(もしかすると、他の回になにかヒントはあるかもしれないのだが面倒なのだから調べるのはやめた)。
さて、アンコールが終わってライブハウスから出た時には外は暗かった、上のスケジュールで考えると最悪でも15:00くらいだと思うので、敢えて理由を考えると「天気が悪くて暗かった」なのだがそれも後で覆る。
彼女たちの学校は都営荒川線が最寄り駅の想定なのだが、花園がそのプラットフォームに降り立った時には、既に夜の佇まいであった。
傍にあったビルの窓からは煌々と明かりが漏れている、どこで油を売ってきたのかは不明だがどうみても「アウト」だ、この景色からの推時刻は18:00を越えているだろう。
そして、心配で迎えにきた「Poppin'Party」の戸山香澄と合流するのだが、道には明かりが灯っている。
さらに、会場である、高校についたときには、夜空に星が輝いていて、それでも突進して入ると・・・(当然)誰もいないですよね。
まぁ、先ほど書いたように、このシリーズはストーリーよりも全体の雰囲気を重視していると思うので、あまり詮索しないほうが良いと思った。
YouTubeのコメントにこれ書こうとしたのだけれども、逆に、糾弾されそうだったので
やめた(コアなファンの人たちも居そうだったので)。
画像的には昼間に汗かいて走るというのが効果的ではないという判断だったのかもしれないし、アニメ自体タイトなスケジュールで作成していただろうから、気づいたときにはもう遅しということかもしれないね。
最後に、「Poppin'Party」を何とか助けようと、いろんな人が出てきて時間稼ぎをするのだが、ここでは本来は出場しないはずだった「Roselia」が、私など昭和の人間でいうところの「義侠心」で出演するわけだ、これは泣けるね。
でも、先ほどの時間軸で考えると「Roselia」さんは3,4時間ほどもライブ続けなければならない。
そういう状況ならば、さすがにに主催者側(学校)も止めに掛かるだろうね、もし、間に合ったらそれこそ「大問題」になっただろうからね(倫理的に)。
まぁ、以上、とりあえず忘れないうちに書いておこうという次第。
P.S 最近になって「けいおん!」に、はまってしまった、譜面は世の中に出回っていると思うけれども何曲かコピーしようかな?