110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

Y!のコメントって

異常な偏りを見せることがある。

多分、日本の大衆の理性が崩壊しつつあるのかもしれない。

こんな表題の記事だ「車に押し出され80歳男性が死亡(産経新聞)」ちなみに、この表題事件の内容を的確に指示してるわけでもなく、「車に押し出され」という表現が日本語として適当かどうかも怪しいと思って、そっちを取り上げたかったものだ。

本文はこんなものだ

7日午後8時過ぎ、太田市新田小金井町の空き地で、男性が車と側溝にはさまれていると110番通報があった。男性は病院に運ばれたが、間もなく腹腔内出血で死亡した。
 太田署によると、男性は空き地の所有者で近くの農業、成塚彰さん(80)。エンジンをかけたまま軽乗用車を止めて数人の友人らと車の周辺で座って花火大会を見物中に車が突然動き出し、側溝へ押し出されて転落した。友人の同市の主婦(77)も車に手をひかれ軽傷を負った。
 車はオートマチック車。同署が原因を調べている。」

 この不幸な80歳の男性が操作ミスで死に至ったとは一言も書いていないにもかかわらず、Y!コメントには、耄碌しているから操作を誤ったんだ、自業自得だ、他人を巻き込まなくて良かったなどという、私的判断としては「不謹慎」なコメントが並ぶ。

 コメントをしている連中は高齢者ではないのだろう、だから、そういう無責任な発言ができる、ただし、そういう人たちも、死ななければいつか高齢者になる。

 その時に、今、コメントしたことがどう跳ね返ってくるのだろうか?

 そう(そういうコメントしたものが高齢者になった時)「俺は耄碌しているから、若い世代に排除(ヘイト)されても仕方ないんだ」と、悟りの境地でいられるのならそれでもかまわないのだが・・・(人間がどれほど自分の考え方を変えるのかはよくご存じの事だろう)?