110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

世界の見方が変わるかも?

ご存知の通り、今回のコロナ禍で一度下火になった状況が、再び過熱した一つの要因が中国のオリジナルと言える武漢のウィルスが初めに上陸したのだが、更に欧州蔓延し変異したものが再び上陸したのが現在の状況ということらしい。

すなわち、中国が現在比較的鎮静化している様に見えるのは、国内発生のウィルスを上手く抑えてからだとも言えそうだ(逆に言えば、(中国は)欧州型を持ち込まないことが重要だとも言える)、その意味では上手く対応できている国の一つと言えるかもしれない。

さて、そうすると、日本はそういう対応が、後手になる傾向があるということは、世界中が鎮静化しない限りいつまでも持ち込まれてしまう危険性があるということになってしまうのかもしれないね?

私のような古い人間は、欧米というのが理性的で進歩的な国々で、何か事があると参照するべきものだと思い込んでる節がある(信仰に近い)。

しかし、今後は見方を変える必要性があるかもしれない。

欧米の動向は見据えながらも、中国などアジアの最近台頭が顕著な国々の動向をチェックする必要性があるのではないだろうか?

今回のコロナ禍の状況で、教育現場をあっという間にテレワーク化した中国の対応(突然病院を建て始めた時も驚いた)、ワクチンの開発でも欧米より進んでいる状況などを見ると、もしかすると、先進国と言われている国々が(歴史的に)疲弊しているのかもしれない。

日本もワクチンの開発を首相が宣言しているのだがどうもスピード感が乏しい、まぁ、これは「石橋を叩いて渡る」という事かも知れないのだが・・・

この日本のスピード感を鵜呑みにするのならば、来年のオリンピックの延期開催の要件に「有効なワクチンの開発」があるとすれば、確実に開催は難しくなるよね。

海外を見据えて活躍されている人々にとっては「当たり前」のことなのかもしれないけれどもね?