110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

東京都376名で、重症者は45名(+4)、しかも死者は15名、首都圏851名、全国比42%

東京都は、重症者が増加傾向に転じていないかに注意する必要がありそうだ。

変異ウィルスの台頭も含めて、ここにきて、全国への感染拡大傾向をどう収めていくかは、政府・自治体・そして、(他人事ではない)国民の対応次第だが・・・厳しいかな?

ウィルスの蔓延は人間が何を言っても関係ない、それに対して、政府の対応は人間社会の判断でしかない、すなわち、人間はもう疲れた、勘弁してくれ、手を抜いてくれ、おまけに、経済が疲弊する・・・などと言ってもウィルスには関係がない。

コロナ禍が長期化した現時点で言えることは、有効なワクチンを国民の大半(比率は専門家でないので私にはわからない)に接種して、力技で抑える、もしくは、感染をゼロに近くなるまで抑制することでしかない。

そして、後者、すなわち、ウィルスを抑制している国々は経済活動を取り戻しているのだが、未だに、ワクチン接種にしか希望がない国々は、迷走しているという状況だ。

ここに来て、政府や自治体の対応が悪いとか、医療体制がどうだとか言うのも、面白い趣向だが、コロナ禍を抜け出てしまった国々との時間差は大きく開いていくだけだ。

持論は当然持てば良い、しかし、下世話な話、感染抑制に国民が協力して対峙していく意外に本当に有効な方法はない、その他のことは、いたずらに、相対的な国力低下を引き起こすだけだ・・・と斯様に思う。