平野啓一郎の新型コロナウィルス評
とりあえず、備忘録。
作家・平野啓一郎が見通す「新型コロナの2020年代」・・・「自分さえよければ」という生き方では社会が壊れる。
https://news.yahoo.co.jp/feature/1676
既に、2020年代と称するところが、この先どう評価(つっこみ)できるか楽しみな論稿だ。
昔の村制度は確かに統治する側の都合などで仕組まれていたりするので「自分さえよければ」という考え方は根本的に無い。
しかし、「そういうのは嫌だよね、息苦しいよね」という考え方で戦後から現在の社会は成立している。
というか、あなたの自由について社会は関係ないよということで、自己責任という言葉が跋扈するわけだね。
そこに現れたのが、今回の新型コロナウィルスで、本当にまぁ現代社会の弱点を突いてくる(自分さえよければ・・・で、感染拡大)。
昭和のころなんかは、首相が「自粛してください」なんて発言すると、それだけで殆ど自粛してしまったかもしれないのにね?
今は、昔とは違うという事はご覧のとおりと言うわけだ。
年代別の考え方もそうだけれども、政治の方も、そういう社会動向をきちんと把握できていないのだろうね。
今の日本は欧米並みに強硬な姿勢を打ち出さないと国民は従わない様に変貌している。
寂しいけれども、それが事実だね。
そして、その見返りとして、情報の公開をきちんとできるようにならないといけないね。
そういう面では、安倍さんはそういう旧態的な政治をした最後の人にしないといけないね、彼は、そういう古い制度にがんじがらめになっているからね。
(昭和生まれの)私にはつらいことだけれども、社会が変わったのだから仕方がない。