110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

マスクの不要論

「マスクしていても感染は抑えられないよ」という意見があるのだが、まぁ、反証がアメリカで出てしまったので、以下は蛇足だけれども…

確かに、ウイルスの大きさでは、普通のマスクでは透過してしまうという理屈らしいのだが、それでも、幾らかは防ぐことができるでしょう?

既に、このウイルスはマクロな状況把握(統計での把握)の状態なので、確率論で考えれば良いと思うのだが…個別の事例では、無意味かもしれないが、人間の集団(マス)と考えれば、例え、1%の防御率向上でも意味があるし、アメリカの事例を見れば1%では済まないだろうことも、身近に理解できるだろう。

また、別の観点もある。

仕事である意味強要されてマスクをしている人は、とりあえず除外して、普段の生活でマスクをする人としない人では、マスクをしている人の方が、多少でもウイルス感染について「気にしている」人であると判断できる、すなわち、手洗いや、うがいなどに気遣いしている人なので、もし、外出する際に、他人にすれ違う時などは、極力マスクをしている人の方を選べば安全度合いが高い(と予測される)というような判断材料になる。

残念ながら、それでも、例えば、ドアノブから感染するなど、たまたま、感染の自覚症状があるので普段はしてないマスクをしていた等々の、リスクは減らせない。

しかし、いちいち、他人に聞けない状況ならば、現在ある判断材料を極力活用するべきだと思う。

向こうから来る人が、どうもせき込んでいる、熱があるようでフラフラしている、などの動きが確認出来たら、そう、あなたは逃げるべきだ。

単純な風邪かもしれない、しかし、リスクを取る生活をしてはいけない。

 

そのうちに出来るかもしれないね。

「幸せの黄色いリボン」や「幸せの黄色いハンカチ」の比喩の様に、「最低限の、手洗い、うがいはしている私は、黄色いマスクをします」みたいなものが慣例としてね。