110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

どう考えれば良いのだろう?

ガスパイプラインが爆発、シリア全土で停電に

https://news.yahoo.co.jp/articles/30781603b6732f5cb948608344bb8b0953bdf6a9

テロ行為云々という事態の究明もさることながら、一国の運営に大きな影響を与えるような規模の大きな破壊行為が実現してしまうことについて、考えさせられることだ。

この延長には、いわゆる核保有問題があり、さらに大規模な破壊の可能性も視野に入れなければならないだろう。

しかし、それが、ある国の実情や、テロリストの規範などで判断される場合、どこに、正しさを求めるのかは厄介な問題だ。

従前は国際機関、例えば「国連」の決議を正義としていたところもあるのだが、それも、現在一番力があるとされるアメリカが必ずしも国際機関の決議に従わない事例が発生し、根本的に崩れつつあるように思う。

確かに、哲学的な問題である「真善美」にしても、宗教的な問題でもある「神」についても、ある狭い社会では有効に機能しても、普遍的なものとして拡大解釈すると、破綻してしまうことはある程度自明である。

嫌な話だが、究極的には「無法」である状況で、極力平和な状態を維持するには、さて、どうすれば良いのだろうか?