8月の自殺者数が昨年より15%増加した件
8月の自殺者数が昨年を上回った事象について、コロナの影響を厚労省では分析をする方針のようだ。
「経済を回せ」という根拠にしたいところかもしれないね。
ちなみに、8月だけを比較すると、平成27年1901人、平成29年1852人という数字もある。
また、この5年間では平成31年、令和元年の数字が最も低く、1603人となっている。
さらに、コロナ禍の影響を判断するには、自殺者の総数を見るのではなく、内訳を吟味することが必要で、経済的な要因での自殺者数が増えたのかを調べないと、信憑性が薄くなる。
数字を利用すると客観性があるように見えるのだが、間違った数値情報に基づくと、とんでもない結論を導くこともある。
私的には、平成27年にはどのような要因があって自殺者が増加したのかを調べて見たくなった。