110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

現代では考えられない昭和の常識3選

現代では考えられない昭和の常識3選
2020.11.83612 views
時代は令和になり、「昭和」という時代が随分昔に感じられるようになってきました。そこで今回は、近いようで遠い昭和時代を振り返り、現代では考えられないような常識を3つピックアップしています。さっそくみていきましょう。

■タバコはおしゃれの象徴!病院・乗り物・学校どこでも喫煙OK
タバコが健康を害するとあまり知られていなかった昭和の時代は、「タバコを吸う姿がおしゃれ、カッコいい」と、憧れを抱くような風潮があったようです。電車や飛行機などの公共交通機関のほか、病院や学校の教室など、今では考えられないような場所でも平気で喫煙していたとか。
当時は男性の喫煙率が特に高く、ピークの1966年(昭和41年)には、全国の83.7%の男性が喫煙していたというデータも出ています。喫煙場所が減り、愛煙家が肩身の狭い思いをしている現代とは大違いですね。

■「黒電話」は一家に1台!大事な用件も恋人との会話も丸聞こえ!
現代は、ひとり1台の「携帯電話・スマートフォン」が当たり前になりつつありますが、昭和時代は一家に1台の「黒電話」が当たり前でした。黒電話とは、本体に受話器が繋がり、穴の開いたダイヤルを指で回して番号を入力する仕組みの固定電話です。
この時代はまだ子機がないため、かかってきた電話は受話器を取った家族からの取り継ぎになります。会社からの連絡や恋人との会話も、プライベートな話がすべて家族に丸聞こえなんていうことも。携帯やスマホで育った世代からすれば、大変不便に感じるでしょう。

■今の時代なら命の危険も!車にエアコンがついていなかった
夏の最高気温が40度を記録するなど猛暑が続く今の時代。車での熱中症対策のため、エアコンを使うことが推奨されていますよね。
カーエアコンが一般に普及し始めたのは1980年代(昭和50年代)頃で、標準装備となったのは平成に入ってからだとか。カーエアコンの導入は意外に最近だったことが驚きです。

■時代は令和へ!時代の変遷とともに「常識」も変化する
60年以上も続いた昭和の時代は、いろいろなものが生まれ、進化を遂げていく時代でした。タバコ人気も黒電話も当時は当たり前のことでしたが、現代からすれば驚くことばかりです。今の常識も、時代が変われば考えられない常識になっているかもしれませんね。

文・木村千賀子

そのころから生きてきた者としては、別に考えられないことではないのだけれどもね。

この記事では「進化」という言葉は使っても、「考えられない昭和の常識」を否定はしなかったところは流石だと思う、誤解してしまう人もいるだろうけれどもね。

黒電話は不便かもしれないけれども、それで多少は家族の風通しは良かったかもしれないだろうし、車にエアコンが無くても(電車にもなかったね)何とか出来ていた時代は、もしかすると、今ほど暑くなかったかもしれないよね(絶対的に気温が高いということだけでなく、他人を助け合えるということでもね)、まぁ、タバコはどうしようもないね。

 だから、現代は昭和の頃からすると、とても住みやすいはずなのに、何故、みな不満なのだろうね?

とりあえず、衣食住が足りてれば、それで「幸せ」という環境を子供の頃過ごしたので、今の若い世代の人々の不満が理解できないところもある。