110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

トランプ氏、バイデン氏に「非常に寛大」な手紙 伝統守る

トランプ氏、バイデン氏に「非常に寛大」な手紙 伝統守る
1/21(木) 7:59配信 AFP=時事
【AFP=時事】(更新)米国のジョー・バイデン(Joe Biden)新大統領は20日、前任のドナルド・トランプDonald Trump)前大統領が伝統に従い、大統領執務室(Oval Office)に手紙を残していたと明らかにした。
 バイデン氏はホワイトハウス(White House)で記者団に対し、「トランプ前大統領が非常に寛大な手紙を書いた」と語った。「プライベートなものなので、トランプ氏と話すまで手紙については話さない」
 トランプ氏は、大統領選での勝利についてバイデン氏に正式に祝辞を送っておらず、慣例に反してバイデン氏の就任式を欠席。退任する大統領が後任に手紙を残す伝統を守るかどうかは、当日まで不透明だった。【翻訳編集】 AFPBB News 

一国のトップを選ぶのは難しいことだと昨年の米大統領選挙の報道を見ていて思った。

普段ならば、他国のことには興味は示さなかっただろうが、コロナ禍の最中に、対象的な2人の候補者が現れたことで、米国の選挙に注目することができた。

当初、私は簡単に「コロナ禍で人が大量に感染し死んでいく中で、見て見ぬふりができるトランプ氏は、倫理的におかしい」という理屈でバイデン氏を支持し続けた(選挙権はないけれどもね)。

ただし、日本という国が付き合うならば・・・という見地からすれば、トランプ氏の支持者が多かったのではなかろうか、本記事のコメントにも、例えば中国への対応など評価するものが見受けられる。

さて、その中国だが、このコロナ禍中に、経済的には一つまた抜けてしまったように思う(20世紀に日本が欧米諸国の停滞を尻目に成長した時期があったけれども、それをなんとなく思い出してしまった)。

それを嫌がる向きもあるが、21世紀の前半は、欧米からアジアへと経済等々の力のバランスが移動する時期であるのかもしれない。

そのアジアの中での日本の立ち位置は、とても微妙な選択を強いられることになる可能性もあるだろう、特に、米国と緊密に付き合いたいという意向がいつまで続けられるかだ。