110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

大統領選は未だ確定とは言えないようだけれども・・・

私が知る限りでは、アメリカ国民世論も実質的にバイデン氏の勝利を受け入れているようだから、裁判でも簡単には覆らないだろうが、一応保留の表題にしてみた。

この2人のキャラクターの政治家が、(日本の)自民党の総裁選に出てきたら、多分、出てきた段階でバイデン氏だけが残る。

それほど、コロナ問題は重要なテーマであり、候補者自身がコロナに感染したら、その時点で出馬を辞退しなければならないほどのインパクトだったろう。

だから、当初から、「日本だったらバイデン氏だが、さて、アメリカはどうだろうか」ということを考えていた。

コロナ禍の最中に、日本でも言われた言葉がある「経済か、感染対策(倫理)か」だ、日本の識者の中でも、そういう観点ではなく、どちらかというと経済的な立場から、トランプ氏を推していた人が多かったように思っている。

私は、アメリカがトランプ氏が再任されたら、今後、倫理的な面でアメリカ、そしてアメリカ国民を警戒した方が良いと思った。

しかし、バイデン氏が勝った。

一つの要因として、若い世代は環境問題を非常に重視しているらしく(将来の切実な問題だからね)、今回トランプ氏が勝っても、次期(4年後)は若い世代の台頭で環境問題を蔑ろにするトランプ氏は敗北するだろうという見解を示した外国人のコメンテーターがいた。

それが、1期早まったようだね。

今回の選挙はトランプ氏か、そうでないか(notトランプ氏)の選挙だったようだが、確かに、経済的な面では良いのかもしれないのだが、コロナ対策を敢えて無視するような姿勢は、やはり、「変だ」と思う、アメリカの国民にも、絶対的な数ではないが、過半数に達するぐらいは「問題だ」と思う人がいた・・・ということのように思うのだが?