110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

死亡した感染者の情報一部 一時閲覧可能に

コメントにもあったように、先日は埼玉県で今回は宮城県で本来公開するべきでない個人情報が一般開示されてしまった記事だ。

この手の作業を人間が行う場合、どうしても、確認漏れが起きてしまう、しかも、毎日更新となると、そのリスクは、更新回数に比例して増えてくる。

また、記事にあるように、複数の人間でチェックするのは有効だが、その人数が増えすぎると、途端に、精度が落ちてくる、いわゆる、他の人が見ているから大丈夫だろうという、緩みが発生するからだ。

なので、一番良さそうな方法は、確認用のプログラムを作成し、個人情報がデータ内に含まれていないかどうかを調べるのが良いと思う、プログラムの処理時間もそれほどかからないだろうし、人間のようなミスは基本的には起こりえない。

しかし、記事を読むと、未だ人間に信頼を置いているようだが・・・

【独自】宮城県HP 死亡した感染者の情報一部 一時閲覧可能に
1/27(水) 12:15配信 tbc東北放送
 宮城県がホームページに掲載している県内の新型コロナウイルス感染者のリストで遺族の了解が得られていないとして非公表としていた死亡した感染者の情報の一部が、26日から27日朝にかけ、誰でも閲覧できる状態になっていました。
 県はホームページ上で新型コロナウイルスの感染者の年齢や性別、居住地、入退院の別などを記載したリストをPDFとエクセル形式の文書で毎日更新し、公表しています。宮城県は感染者が死亡した場合、個人の特定につながる恐れがあることや遺族の了解がとれていないことを理由に、どの地域に住むどの感染者が死亡したのかは公表していません。ただ、26日午後5時半頃に更新されたリストにはどの感染者が死亡したのか、誰でも閲覧できる状態となっていました。住所や氏名などは流出していませんが、tbcの指摘を受け、県は午前9時15分リストを削除しました。
 県疾病・感染症対策室の佐藤大輔室長は「担当者の手違いで、関係者にご迷惑をおかけした。今後は複数の担当者での確認を徹底する」とコメントしています。