読書術(徳富蘇峰著)
本書は講談社学術文庫版、もともとの書名は「読書九十年」であった。
本著者に関しては、複雑な心境なのだが、本書に関しては、本当に本が好きな著者の、それぞれの年代の思い入れが伺える好書だと思う。
少なくとも、110円の本で知識を得ようなんて言う下衆な私とは読書の仕方が雲泥の差だ。
そして、晩年に近い文章もあるのだが、いささかも筆が衰えないところは、驚異的だ。
本書は講談社学術文庫版、もともとの書名は「読書九十年」であった。
本著者に関しては、複雑な心境なのだが、本書に関しては、本当に本が好きな著者の、それぞれの年代の思い入れが伺える好書だと思う。
少なくとも、110円の本で知識を得ようなんて言う下衆な私とは読書の仕方が雲泥の差だ。
そして、晩年に近い文章もあるのだが、いささかも筆が衰えないところは、驚異的だ。