110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

マイナカード、20年度の交付枚数最多

マイナカード、20年度の交付枚数最多 申請書再送付で急増
4/3(土) 7:36配信 時事通信
 マイナンバーカードの2020年度の交付枚数が1557万9073枚となり、過去最多を更新したことが2日、分かった。
 総務省が普及のため、未取得者向けにQRコード付き申請書を再送付したことで、年明けから申請数が急増。3月には月別最多の254万枚を交付した。これにより、20年度末時点の交付率は28.2%となる。
 同省はテレビCMの放送などにより普及策を強化。カード取得者に最大5000円分のポイントを還元する「マイナポイント」事業では、カードの申請期限を4月末まで1カ月延長した。
 総務省によると、これまで最多だったのは16年度の876万枚。申請数は、昨年4月から今年1月にかけて、74万~174万枚で推移していたが、2月に338万枚、3月に686万枚と大幅に増加。累計で4500万枚を超えた。
 政府は22年度末までに、ほぼすべての国民がカードを保有することを目指している。武田良太総務相は2日の閣議後記者会見で「関係府省と連携し、さらなる申請促進に取り組む」と強調した。  

コメントを読むと、いくつかの批判ポイントがわかる。

・ひとつは、昨今言われているセキュリティが弱いのではないかということ。

・2番めは、利用するメリットがあまりないというもの。

・そして、手続き(役所に出向く)が面倒だというもの。

今年還暦で、自営業の私は、昨年末カードを作った、目的は確定申告のためだった。

身分証明書は、運転免許証を利用しているが、将来、運転を止めて、更新をやめる可能性は高い。

そういう時に、マイナンバーカードが証明書の肩代わりをしてくれるのならば、便利だと思う。

今年91歳の母親に、持たせたのは、やはり身分証明の目的のためだった。

さて、上記の批判的なコメントを見ていて、たぶん、マイナンバーカードは現役世代には有効性が今の所わからないと思う。

高齢者になって、民間よりも、公的な支援・申請がより必要になったとき(年金の確定申告とか介護保険の申請など)に、重要になってくると思う。