110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

マイナカード保険証利用の本格運用先送り

保険証利用の本格運用先送り マイナカード、トラブルで 厚労省
3/25(木) 10:19配信 時事通信
 マイナンバーカードを健康保険証として利用する「オンライン資格確認システム」をめぐり、厚生労働省が3月下旬としていた全国での本格運用開始を当面先送りする方針であることが25日、分かった。
 4日から一部の医療機関や薬局で試行運用を始めたが、患者の情報を確認できないなどのトラブルが出ていることを踏まえた。
 このシステムは、患者がマイナンバーカードを医療機関などの窓口に設置された顔認証付きカードリーダーにかざして本人確認をすると、患者に保険診療を受ける資格があるかどうかを確認できる仕組み。
 試行運用はこれまでに、24都道府県の54施設が参加。ただ、保険証に記載された情報と一致しなかったり、「情報が登録されていない」と表示されたりするケースが出ている。健康保険組合による加入者情報の入力ミスなどが原因とみられ、厚労省は、正確な情報が入力されているかの確認を進めながら、参加する医療機関などの数を徐々に増やす方針だ。  

批判ばかりしているので、現実的に広める方法について考えてみよう。

まず、行わなければならないことが、政府系のカードやWeb申請などについてのセキュリティについて(回線)信頼度を上げること。

トラブルは、運用当初は致し方ないことなのだが、運用していけば改善する傾向にあるはずだし、もし、改善しないならば、そのシステム会社を公表すれば良い。

それよりも、重要なのは、繰り返しになるが、主にインターネット回線を利用する場合についてのセキュリティが強固であることを 国民に周知しないといけない。

だから、とある省庁で、国民のデータが抜き取られたら、国家公務員法を改正してでも厳罰、一発で懲戒解雇みたいな姿勢を見せることが必要だ。

厚労省がその省庁の性格から記憶に残るが、過去に何度も国民のデータが抜き出されている、また、過去には、厳重なセキュリティを確保するための政府内セキュリティシステムを、運用が面倒だとしてほとんど使わずに廃棄した、悪しき(極悪)事例もある。

こういうところが、きちんとしないと、サービスを充実しても国民は安心して利用できない。

今やっていることは、柔らかい地面に、超高層ビルを建てようとしているという風に感じている人が多いのではないだろうか?

私も、パソコンを利用して通信を行っているが、政府の動向は、眼も当てられないくらいひどく見える。

何もわからない人には、AIだのなんだの未来の夢を語っても良いのだが、その裏では、本当の基礎がためを徹底しなければ、高度なシステムを構築すればするだけ、将来に禍根を残すことになるだろう。

実は、簡単なことなのだ、基礎をしっかり確立すること、それができれば、夢のような話も自ずから付いてくる(しかし、今までのように、基礎がぼろぼろだと何をやっても無駄なことになる)。