110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

夢か現実か?

厚生労働省のPR記事

https://promotion.yahoo.co.jp/news/hatarakikata_191030/

昭和の時代を引きずっているなんていう批判があるよね?

すなわち、皆ブラック状態で働いて生産性が低いところを補った。

だから、働き方改革だ。

まぁ、そういう(古き時代の)方法は残念ながらお向かいのアジアの大陸の発展している地域・国で可能なのことなんだろうな。

いわゆる、悪しきもなにも「今の日本にはできない」と言えば良い。

たとえ、賃金が世界に対して相対的に安くなっても、一度捨てたものは再び蘇らない。

その「悪しきやり方」が、20世紀にはアメリカを経済的に相当追い込んだのだから、本来きちんと(肯定的な面も)検証して良かったんだろうけれども、そういうのはもう世論的にもできないだろうしね。

これが、戦後レジームからの脱却ということかな。

そうすると、内需中心で経済の生産性を上げる、どうするんだろうね(でも、円安基調)?

今後需要がある最右翼は「介護」だろうけれども、日本はいわゆる箱物には投資するけれども人に投資しないんだよね、だから、AIを利用して被介護者を監視するとか、そういう製造業的な方へは目が向くのだけれども、「介護者の給料を2倍にすればいいじゃん」とはならないんだよね、まぁ、介護保険という足枷があるので、国の払う介護保険負担が単純に上がってしまうということなんだろうかね?

でも、現在でも人手不足の上に、年々人材の質が下がってきているのを、親の介護をしながら実感する身としては、何か腑に落ちないところもあるのだが・・・

そうそう、凄い脱線してしまったが、この厚労省のPR記事(正確には安倍政権のお題目だよね)、本気か洒落か?夢か現実か?

中小企業の社員がお休みしまくったら、倒産件数が増えないかどうか?

「いやー、それは経産省の管轄なので・・・」

そうやって、うやむやにする方法はあるかもね。

そういえば、増税後、零細規模の商店の店じまいが目に付くようになった、これはまぁ、店主も高齢になっていたので、丁度いい潮時と判断したのかもしれないけれどもね。

増税に関しては、短期的なところの注目点は、外食系の産業がどうなるかだよね、特に小規模、零細のところ。

先の災害でインフラがどうのという見解があったけれども、経済的にも、中小、零細の部分(ある意味底辺を支えている所)が相当弱っているのではないのかな?

あぁ、また脱線した。