110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

あなたの仕事がうまく行かないのは、もしかすると・・・

余程の能力がない限り、社会人として仕事をする上で人間関係は大事だ。

私は、現在、母親の介護をしているので、この人間関係については、最小限の気働きで住んでいるので、ある意味、幸せかもしれない。

さて、ここからが、本題なのだが、今日、生協で買い物をしていて、レジ待ちをしていると、割り込んできた人がいた。

私は、黙っていたのだが、お店の店員が、並んでいることを指摘してくれた。

その人は、多分、悪気はない人なのだろう「すみません」と言いながら、後ろに並んだ、むしろ、良い人なのかも知れない。

しかし、不思議なことに、この人、店員には、ペコペコと謝るのだが、一度も、私には謝らなかったのだ。

別に、たいしたことでもないので「変だな」、と思いつつも、レジを終えて帰ってきたのだが・・・

 

さて、おわかりだろうか?

あなたは、基本、いい人で、こういうようなミスをしたときも、言われた人には誠心誠意、謝っている。

しかし、なぜか、うまくチームワークがとれない、職場に長くいると、浮き上がってしまう。

そう、ひとつの問題点は、あなたが、実際に迷惑をかけた当事者との折り合いをつけていないかもしれないことだ。

例えば、上司に呼ばれて、問題点を指摘される、そうすると、目の前の上司には、平身低頭、誠心誠意、謝る、しかし、そこで折り合いをつけなければいけないと指摘された(例えば)Aさん、には何もアクションを起こさなかった、としよう。

結論は、わかっているよね?

上司は仲介はしてくれない、あなたが、その人と対峙しなければいけない。

それを、平身低頭、誠心誠意、実際には関係のない人に、謝ることで、満足してしまったとしたら、本当に時間と体力の無駄遣いの上に、職場で浮き上がって、鬱になってしまうかもしれない。

でも、この場合、それは、自分の行動からでたことだよね?

 

たしかに、怖いことかも知れないよね、同年代の比較的話がしやすい人ではなく、例えば、自分の父親の年代の人と折り合いをつけなければならないかもしれない。

嫌かもしれないね、生理的に?

でも、それが社会なんだよね。