110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

東京都1008名で、重症者は58名(-1)、死者はなし、首都圏2064名、全国比67%

都議会選挙から2週間ぐらい経過した、都議選では、オリンピック中止を訴えた共産党が大勝したわけでもなく、与党、自民党公明党議席を締めたわけだ。

これが何を示しているかというと、都民は、直近のオリンピックに対して自分の意志を票として投じる機会があったというわけだ。

これは、民主主義の中ではとても重要な制度だ、しかし、投票率は低迷し、結果は冒頭に書いたとおりだ。

何を言いたいかというと、少なくとも、都民はいまさらのように、オリンピックがどうのという議論を(個人的な意見としてならば別だが)蒸し返すことは、おかしいし、他人を煽るのは、とても恥ずかしいと思わないのだろうかということ、そして、その都議選の大きな決定のもと、少しは感染対策に尽力しないものなのだろうか、ということ。

これだけ公の行事がありながら、さながら、無いがごとくに振る舞っている都民がいるとしたら、そいつは民主主義ではない、どちらかというと、ご都合主義だ。

恨みつらみを言ってもはじまらない、私は、オリンピックはやったほうが良いと思う、ただし、観戦はTVだけだ、外に出ることもない。

それでも、楽しい時間が過ごせると思う。

飲食したり、騒いだりしなくても、楽しいことは、たくさんある。

こういうことに早く気づいたほうが、先行きあまり希望のない国の、行く末に悲観しないで生活できる便法となる。