110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

東京都5094名で、重症者は245名(+18)、死者は0名、首都圏11326名、全国比56%

世論は面白い、まずは、感染者数を取り上げて、上手く行かないと、重症者数を取り上げて、さらに上手く行かないと、死者数をとりあげる、これを、ご都合主義という。

マスコミの記事ではあまりお目にかかれないのだが、再三再四、書いていることに、感染爆発させたのは国民であって、政府や自治体ではない。

各人が、ある程度自由に振る舞えるということは、本来は倫理的な対応も求められているということなのだが、どうも、そういうことが、今の日本で、忘れてしまっている、もしくは、わからない人が結構な数いるのだろう。

今日も、私の部屋に救急車のサイレンの音がたくさん聞こえてきた、全てが、コロナの患者というわけではないだろうが、不吉な音だ。

すでに、都民のうちいくらかの人はわかっている、私もそうだが、自衛しか術は無い。

感染した人に構ってはいられない。

あと、そういう考えの人ほど、政府や自治体の不備は指摘しない。

うん、ひどい数字だ、それでも、政府が悪いとか、自治体が悪いとか、オリンピックが悪いとか言えるのは、大変な自信家だ。

さて、ふとしたことから気づいたのが、山梨県の83名が過去最大ということらしい。

山梨県の人口は80万人、東京都の1400万人に比べると6%ほどになる。

今日の東京都の新規感染者数を、山梨県の人口で換算してみると、291名となる。

だから、山梨県は、東京都隣接しているけれども、感染対策がしっかりしていることがわかる。

たぶん、山梨モデルと言われる、飲食店の調整が上手く機能しているのだと思う。

 

これに対して、飲食店の調整に失敗したのは東京都だね。

東京都の感染経路で判明している内訳は、

感染経路がわかっている1941人の内訳は「家庭内」が最も多く1305人、「職場内」が270人、「施設内」が93人、「会食」が51人などとなっています。
このうち「会食」では、20代の会社員の女性が友人の家で5人で食事をし、5人全員の感染が確認されたケースが報告されています。

家庭内は、感染経路が判明している数字の67%だけれども、この表記は、わかりにくいね?

基本的に、複数人が同居しているところに、誰かがウィルスを持ち込むと、一網打尽に感染するということなんだろうね。

でも、問題は、誰がどこから家庭内に持ち込んだかだよね?

飲食店らしい項目「会食」の項目は驚くほど小さな数字だね。

さて、家庭内にはどこからウィルスを持ち込んだんだろうね?

これじゃ、わからないね。

だから、今、感染者のいないクリーンな家庭は、なるべく、外部との接触を少なくすることが、自分や家族を守る手段だね。

相当、批判されているようだけれども、小池都知事の最近の発言は、ある意味、正しいんだね。