110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

都と県またぐ修学旅行“中止”を 小池都知事が呼びかけ

【速報】都と県またぐ修学旅行“中止”を 小池都知事が呼びかけ
8/19(木) 15:57配信 フジテレビ系(FNN)
東京都の小池知事は、都と県をまたぐ修学旅行の中止や延期を求めた。
小池都知事「都立学校においても、都県境を越える修学旅行等については、中止または延期することとしているが、子どもたちの心身の健康のため、学校現場において工夫しながら、学校行事を行っていくことが必要と考える」
小池知事は、不要不急の外出や都と県をまたぐ移動の自粛を訴えていることを受け、19日の都議会で、あらためて修学旅行の中止や延期に触れた。
一方で、学校行事は必要との考えを示し、感染対策を徹底するよう求めている。 

この記事で、小池都知事のバッシングがされている。

私は、こんな感染爆発の状況で、中止ならぬ延期すれば良いと、ヤフコメしてみた。

こんな具合だ・・・

現在開催中の夏の甲子園大会でも、野球部員と関係者という少人数でコロナ感染による出場辞退校が出ている。 そして、現在は、新規感染者の最大数を更新している最中なので、例えば、感染者を旅行先に誘導することも、旅行先で感染して発病する可能性もも非常に高いだろう。 記事には、小池都知事が「・・・修学旅行等については、中止または延期することとしているが、子どもたちの心身の健康のため、学校現場において工夫しながら学校を行事を行っていくことが必要と考える」 とあり、中止だけの発言ではなく、延期についても言及している、そして、子供の心身の健康についてもきちんと発言されているように思う。 これは、私見だが、現在、ワクチン接種が進行している中、小池知事の呼びかけのように、感染爆発している今は「延期」して、ワクチン効果がでるようならば、その時に再度、開催を考えれば良いのではないだろうか?

私は、ここで、対比されているのが、パラリンピックはやるのに、修学旅行は中止かという意見が多いのだが、なにも、こんな時に修学旅行行かなくても良いと思うのだ、下手すると、10校行ったら、1校や2校は感染者が出たということで即刻中止、帰京ということになりかねないし、それは、主催者側の学校のほうが切実な問題のはずだ。

それが、パラリンピック議論で、頭の中からどこかに行ってしまったようだ。

私も、オリンピック、パラリンピック並に、感染対策するなら、修学旅行だろうとなんだろうと、行って良いと思いますよ、すごいコストかかるでしょうけれども、あと、自由に観光なんてできませんけれどもね?

この夏の大きなロックフェスが開催中止したけれども、あれは、主催者側が検討するとなると、あれしか選択肢がなかったんだと思います、プロがきちんと考えると、オリンピックなどの、感染対策に相当する体制は、相当むずかしいと思います。

 

追記(2021/8/20) 関連する記事を引用してみました。

ちなみに、上記のコメントは、下向きが1で、あまり関心も持たれずに終わりました。

坂上忍パラリンピック観戦〇修学旅行×の小池百合子都知事を罵倒「なにやってんのこの人」「矛盾を感じる人は出てきちゃう」
8/20(金) 14:15配信 中日スポーツ
20日放送のフジテレビ系情報番組「バイキングMORE」は、東京パラリンピックの学校連携感染プログラムについて取り上げた。出演者からは矛盾点を指摘し、疑問の声が相次いだ。
 小池百合子東京都知事が19日、学校連携の観戦は教育的な価値が高いため実施する意向を示した一方で、番組では都県境を越える修学旅行などは中止または延期の要請を表明したことを解説。
 MC坂上忍は、東京都が入院先も確保できないほど甚大な感染状況であり、10代以下の感染者も増加していると例に出し「小池さんがよくわかんなくなっちゃった。なにやってんのこの人」「このアナウンスの仕方だと矛盾を感じる人は出てきちゃう」などとあきれたように話した。
 お笑いタレントの土田晃之(48)も、小池都知事の発言の細かい言い分や真意を追う国民は少ないという見方をした上で「パラリンピックは子どもが観に行くらしいけど、修学旅行はダメだとか矛盾あるじゃねぇかというザックリしたことばかりが世間の耳には届く」と分析。続いて、現在の相反する情報の流れ方をしていては「本当に今、大変な時なんだよというのが伝わってこない」とコロナの感染状況の危機感を国民が抱きにくいと指摘した。
中日スポーツ

 坂上氏は世論を受けているが、土田氏は「小池都知事の発言の細かい言い分や真意を追う国民は少ない」と的確な指摘をしている。

よく考えれば、修学旅行でのリスクはとんでもないものだ、例えば、観戦に関しては、観戦する場所などは自治体が責任を負うことができる、それでも、この状況だと「観戦に行って感染」という事件はあるだろうが、責任の所在ははっきりできる。

しかし、修学旅行は違う、旅行先で感染者が出たら、どうなるかだが、たぶん、1人でもでたら、中止して帰るしか手は無いと思う。

この場合、誰が、責任を取れるのだろう?

だから、ワクチン接種が行き渡るまで延期して、様子を見ながら、行けば良いと思う。

その間、嫌な人もいるだろうが、国や自治体の用意した観戦で、気晴らしでもするのが、利口だ。

斯様に思うのだが・・・?

 

パラリンピックというイベント中止を求める声もあるが、民間では以下のイベントが開催されるので、その動向(あとしまつ)を追いかけたい。

まぁ、沖縄県を追随しなければ良いとしよう。

「関東ナンバーが数倍に…」フジロック開始、住民の不安
8/20(金) 9:48配信 朝日新聞デジタル
 新潟県湯沢町の苗場スキー場を舞台に、国内最大級の野外音楽イベント「フジロックフェスティバル」が20日から始まる。昨年はコロナ禍で中止、今年は13都府県に緊急事態宣言が出ている中での開催となる。主催者は感染対策を万全にして開催するといい、コロナ禍で打撃を受ける地元の観光団体からは歓迎の声がある一方で、地元町民からは不安の声も漏れる。
 湯沢町の昨年度の観光客数は、前年度より5割減の約178万人で過去最低。苗場観光協会の佐藤高之会長は「昨夏はフジロック中止に加え、運動部の合宿が次々とキャンセルされた。冬も、スキー場がコロナ感染拡大で閉鎖され、大きな打撃を受けた」という。国など行政からの支援ではその損害は補えない。「やれることを一つひとつ増やしていくしかない」
 今年は、昨年中止したタケノコや山菜採りのツアーを再開。合宿も一部受け入れた。「これまでに得た経験や対策で、フジロックも乗り切りたい」と話す。
 期間中は苗場周辺だけでは収容できず、町全域の宿泊施設がほぼ満室。南魚沼市群馬県みなかみ町に泊まる人もいるという。
 湯沢町は、町内の観光施設などで働く人々へのワクチンの職域接種を、代替して苗場プリンスホテルで行った。また、4月以降、関係者と感染拡大防止対策連絡会議を5回開いた。町産業観光部の南雲剛部長は「主催側は、専門家などから要望される対策を全て受け入れた。町が中止を要請することはない」という。

■「地元の医療に負担かけない」
 主催者の感染防止対策は▽来場者を例年の半分以下に抑制▽酒類の販売・持ち込み禁止▽立ち位置指定・ブロック設定による人数制限▽希望者に無料抗原検査など、多岐にわたり、公式サイトで公表している。
 フジロックなどと並び3大ロックフェスとされる「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル」(茨城県、8月7~9、14、15日)は、「地元医療機関の負担が増す」と懸念する地元医師会の要請を受け、7月に中止を決めた。フジロックは場内に医療スタッフを配置。「コロナで病院搬送が必要な場合、基本的に地元の医療に負担をかけない形で、提携の病院に搬送する」と主催社「スマッシュ」取締役の石飛智紹さん。
 また「チケットの払い戻し」にも応じる。通常、音楽イベントはチケット購入後の自己都合の払い戻しはできない。コロナ禍対応で会場で発熱などが確認できれば払い戻すケースも増えたが石飛さんは「それでは感染拡大の懸念がある」と指摘する。「チケットを使ってないなら、有効期限日後でも払い戻せる。参加に不安を感じた人、体調が気になる人は、来場しないでほしい」と呼びかける。

■「人口8千人の町に…」
 一方、湯沢町民からは開催に疑問の声も挙がる。
 「地元主催の夏祭りや秋のイベントは全部中止になっているのに、なぜフジロックだけやるのか」。町内の自営業の男性(71)はこう話す。「確かに町に金は落ちると思うが、目先のことしか考えていない。もし感染が拡大すれば冬の観光シーズンに大きく響く」と懸念する。
 ふだん取引する地元の民宿などからも不安の声を多く聞くという。「もっと議論する余裕はあった。やると決まったからやるしかないというのは、オリンピックと同じ。終わった後はどうなっているか……」と声を落とした。