110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

東京都3168名で、重症者は286名(-1)、死者は7名、首都圏7985名、全国比40%

今日も1000人以上減っているのだが、冷静に見ると、それでも3000人以上なんだね。

都民も何を思ったのか、随分、悪くしたものだね。

数字を振り返ると、オリンピックの閉会後は絶対値としての数がが高くなり、前週からの数字の伸びを見ると、オリンピック開催直前からの伸びが凄まじいことがわかる。

仕込みから、実際の感染まで2種間というルールで行くと、東京都の感染拡大と、オリンピックはあまり関係がないんだということがわかるんだよね。

くだらない理屈をこねて、本来はやらない方が良いことを、自分に許してしまった人々が、ここまで、ひどくしたんだろうね。

でも、大丈夫、そんなものだよ、日本という国は・・・

そんなことを常々繰り返しているだけのこと、非常事態宣言も実質的に無力化したことで、感染拡大が止まらないことで、長期化させておきながら、補償がないとか、経済が回らないとか、不満を言っても、実は政府だけが悪いのではなく、感染拡大を止められない国民、カフカ的な言い回しだと、焦る国民自体にも、その大きな責任がある、と考え方を変えないと、本当の収束はしないと思うよ。

コロナ禍は、特殊なことだと思っているのならば、それはもはや違う、このところ言葉をよく聞く「SDGS」も、現在の社会のありかたを根本的に変えないと対応できないことだよね。

そして、このコロナ禍が、これだけ長期化すると、様々な言い訳をして感染拡大させてしまった人々の方が、結果的に、コロナ前の古い世代・社会にしがみついており、最初から自粛して耐えた人々(コロナ脳とか言われて揶揄されている人々)のほうが、アフターコロナにより適応しているように見えてしまうのは何故だろう。

全国への蔓延傾向は確かだが、この顛末はどうなるのだろうか?

意外と地方でのワクチン接種が進行していて、ある時を境に、拍子抜けするぐらい落ち着いてしまうというシナリオか、いやいや、世界的に見ても、一時期は効果があるように見えたワクチンも、重症化や死者の抑制にはなっても感染者を減らすことはないように思えることから、感染者数は多いままで、なんとなく重傷者や死者が減るというシナリオか、はたまた、日本国内で変異したものが猛威を奮ってしまって大変な惨事になるのかなど、当然、予想不能だ。

そう、コロナ禍は最初から今まで予想不能の連続であったのだ。