110円の知性

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韓国「超少子化大国」の“悲劇”…! 韓国で話題騒然「高齢者vs若者」の“ヤバすぎるバトル”

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韓国「超少子化大国」の“悲劇”…! 韓国で話題騒然「高齢者vs若者」の“ヤバすぎるバトル”の中身と、“他人事”ではない日本の「危ない未来」
4/28(金) 7:32配信 現代ビジネス
 最近では日本でも韓国でも何かにつけてSNSの投稿が発端となり、問題提起や社会問題として注目されるケースは増えている。
 時としてそれは炎上を呼び起こすほどのものとなるが、今回、注目を集めているのが韓国でのカフェでの出来事で、SNSに投稿されたある若者たちの高齢者に対する態度が波紋と論争を呼んでいるのだ。
 投稿者の目撃によると、満席のカフェで60代とおぼしき女性2人が談笑していたところに、20代の思われる若い女性2人が近づいてくると「カフェは若者が利用する場所だ」ということを主張しながら、席を譲るように催促したというのである。
 60代とおぼしき女性たちは突然のことに戸惑いの色を隠せない様子だったにもかかわらず、さらに若い女性2人組は「急ぎの用事で席を使いたいから早く席を空けるよう」に再度、催促したとのことであった。
 このような場合、当事者同士での言い合いが始まるか、不本意ながらも席を立つということになりそうであるが、周囲が若い女性2人組の言動を咎めたところ、結局、彼女たちは不満そうにしながらも諦めて、その場を後にしたことで一件落着となったという。投稿者は最後に「カフェを利用するのに年齢が関係あるのか」と彼女たちの言動に疑問を呈した。

よく見る「光景」
 この出来事は主要メディアのニュースでも取り上げられるなど反響を読んでいるが、問題発言をした彼女たちの世代とされる「MZ世代」に対する厳しい声が相次いだものの、同世代の若者達からは「世代は関係ない。彼女たちの概念と常識の問題だ」、「自分がその場にいたらやはり彼女たちに注意するだろう」と「MZ世代の皆がそうだと決めつけないでほしい」という意見が上がっている。
 このケースについては話を読む限り、高年者の女性たちの振る舞いに問題があったとは思えず、むしろ、若者である女性2人の言動が批判されるべきであることがうかがえる。
 SNS上の話は「盛る」という信憑性を疑うものも多々あるため、鵜呑みにすることで扇動に乗ることは危険であり見極めも重要であるが、実際に若者と高齢者の対立は街中でも見かける出来事なのである。
 カフェを経営する筆者の知人は、まさに今回のSNSの投稿のような若者と高齢者の対立のような光景を実際によく目にしているという。

眉をひそめるような事態
 知人のカフェは大学の近くにあるため、学生たちがよく利用する。その反面、高齢者の利用も多いとのことであるが、やはり、今回のSNSのような出来事で、若者が高齢者を邪魔者扱いしたり、その逆に高齢者が若者の喫煙などマナーについて注意したことから言い合いが始まるというケースがあるというのだ。
 高齢者から見れば若者が礼儀に欠けているという点が我慢ならず、若者から見ればコーヒー1杯で何時間も長居をして大声で話す高齢者に眉をひそめているーーということである。
 知人は「高齢者たちも『自分たちの言うことは絶対正しい』という強さがある反面、若者たちも恐れることなく高齢者に意見するのはいかにも今の時代らしい」と苦笑いしながら言っていた。
 もちろん、すべての若者、高齢者がそうではないということを前置きしつつも、やはり互いの世代が対照的であり理解し難いと思っている節があるのだろう。

韓国は「日本の未来」なのか…?
 韓国は日本以上に少子化が深刻で、OECDの中で唯一出生率が1を切るまでになっている。
 当然、高齢化も進行中で、今後はさらに世代間の分断が深刻化していく懸念も指摘される。
 日本以上の少子化大国・韓国は、日本のひとつの未来を示しているとも言えるとすれば、岸田政権の「異次元」の対策には批判がさっそく出てはいるが、いまからしっかり対策を講じておくことの重要性は言うまでもないだろう。
 さらに連載記事『「日本人の給料を超えた」韓国で、じつは“新たな問題”が勃発中…!  韓国の「高学歴若者たち」がなぜか“就職しない”ヤバすぎる事情…! 』では、いま韓国で起きている“もう一つの異変”についてレポートしよう。