110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

昔のギタリスト

 昔々の話で、ラグタイムギターを始めた時にお世話になった巨匠の一人がLeo Wijnkamp Jr(発音はよくわかんない)で、彼ののアレンジによるジョプリンの「エンターテイナー」は素晴らしいのだがオリジナル聞いたことが無かったので、もしかしてYouTubeに画像がないかと思って検索するとやっぱり無かった。
 ただし、音源として「Leo Wijnkamp Jr. The Return Of Dr. Hackenbush」というのがあったので聞いてみるとビックリ仰天の素晴らしさなのだが、今は弾いていないのかな?
 音源がたくさん残ってほしいギタリストだな。

 さらに、調子にのってYouTubeを見ていたら、Steve Howeがギターレッスンしている画像があって堪能した。
 Yesでの楽曲では(本人はどんなに複雑にしても弾けるのだろうけれども)意外とシンプルなアレンジで弾いているのがわかる、しかし、細かく見ていると、相当できる人だということがわかるなぁ。
 And You And Iという曲を見ると、オープンのDコードのフォームをどのポジションでも中指、薬指、小指で押さえて必ず人差し指を使えるようにしているのだけれど(ベース音をすぐ鳴らせるように準備しているのだと思う)、これ指の負担が結構きついんだよね、あちらは世界が認めたプロだから朝飯前の当たり前と言えばその通りだけれども。
 そして、左手の押さえは完璧だ、基本に忠実なので、見惚れてしまうなぁ、外観はほんとうに「じいさん」なのにと皮肉の一つくらいは言いたいが(負け惜しみ)。