110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

2007-03-11から1日間の記事一覧

武家の女性(山川菊栄著)

幕末の水戸藩の下級武士の家庭を女性の視点でとらえた本。 今から見ると、経済的には貧しかったが、反面とても和やかな日常が、幕末の動乱の時期にもあったことが伺える。 「一体にわれわれが考えるほど当時の女たちが不幸だったとはいえません。そういう中…

こどもたちに語るポストモダン(J.-F.リオタール著)

殆どの人にとって「ポストモダン」は興味が無いことでしょう。 また、この議論も20世紀の問題でしかないでしょう? たまたま「ポストモダン」という言葉が頭にこびりついてしまったので、こういう遍歴をしてきたわけです。 その、遍歴も今回で一応の結末にな…

五本松の由来

多摩川を歩いているとふと看板があったりする。 たいしたモノではないが「少し」考えさせられる。 「五本松の由来 この松は、江戸から明治、大正にかけて、水防林として植林されたもので、以前から「下堰(したせき)の松」と称され、長く地域の人々に親しま…

2007年3月10日の歩き

なんとなく「多摩川」が好きになったようで、先週に引き続き「多摩川」へ行く 出発は8時12分、少し回復してきたが、まだ出足が遅い。 ただ、気候が随分暖かくなってきたのは嬉しい。 前回と異なり、まず「新青梅街道」へ、曲がるポイントは「環七」「中杉通…