110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

東長崎の西友が再開したので行ってみた

先日、東長崎の西友が新規オープンした、売り場面積が広くなったり、利便性が上がったりすることを期待したのだが、どうもそういう時代の流れではないようだ。

西友の品ぞろえの中には、他店よりも明らかに安いものがあり、(東長崎店)が改装中も、わざわざ近くの(桜台など)西友まで買いに行ったものもある。

だから、期待して行ったのだ、そのお目当ての商品はあったので、今後は、遠くまで足を伸ばさなくても良くなった。

ところで、今回の改装でレジは全部セルフレジとなった、新味があったのは、そのレジの中に電子マネー決済ができるレーンができたことだ、しかし、通路も思いのほか狭く、車椅子に乗った母親を店内に入れるのは相当難しいと思った。

私の住んでいる(新宿区)西落合は、結構高齢者が多くて、最近は車椅子で近くのスーパーに買い物に来ている人も多くなってきたのだが、今回の西友の店舗の構造では、(電動)車椅子で補助なしでの買い物は不可能だと思われる、それならば、介助者がいれば可能かと言えば、そもそも車椅子を想定している通路幅ではないと思うので、他人にぶつかったり、通れるまで長い時間待つことが予想される。

そう、今回の改装では、自立できていない人、特に高齢者の入店をやんわりとお断りした形となったようだ。

多分、そういう高齢者にはデリバリーのサービスを用意するのだろうが、昨今の人手不足のことを勘案すると売り場面積を十分取れない所ではこういう形態が増えるのではなかろうか?

高齢者には生きにくい環境を作るのは、まぁ、確かに手間が掛かったりするので、非効率だとして片づけるのは「今風」なのかもしれないのだが、自分が高齢者になった時に復讐されることは覚悟した方が良い。

今回、西友が新規オープンするので、今までは一人勝ちのライフの客足が落ちると思ったのだが、今回行ってみた感想からすると、意外とライフは盤石なのではないかと思った。

そう、西友には行けないがライフなら行けるという層が出来てしまうだろうからね。