110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

勉強不足の内閣とサポートしない官僚

 少し前のブログで安倍首相「パソコンが1人当たり1台となることが当然だということを、やはり国家意思として明確に示すことが重要」なんていう「最近の」発言を少し手加減して10年前には多少なりとも有効な発言とコメントしたが、さらに輪をかけたようなとんちんかんな発言を今度は菅官房長官がしている、以下に共同通信の記事を引用すると・・・

 菅義偉官房長官は28日の記者会見で、廃棄された「桜を見る会」の招待者名簿の電子データについて「復元はできないと聞いている」と述べた。技術的に復元が可能かどうかについては答えなかった。

 日本は政策的にITに期待するのは無理だ、トップの意識がずれている。

 高齢者の知恵がずれているのは、相当譲歩して許そうではないか、彼らは、単なる政治家だ。

 しかし、それをサポートするスタッフ(官僚・取り巻き)が、無能なのか、敢えて、教えないのか、酷いことになっている。

 ご本人は「すごく真っ当なことを話しているつもり」だろうが、還暦前の中高年の私でも赤面するほど恥ずかしい見解だ。

 今後は、政府筋からAIなんていう言葉が出てきても聞き流すことにしよう、国内には潜在的に優秀なスタッフが多数いるとは思うのだけれども、それを、見抜く目を政府は持っていないということを露呈させたわけだ。

 やはり、悲しいことだね。