認知症の妻を殺傷した事件の判決
・何度も朝食探す認知症の妻に激高し、刺殺86歳夫に懲役10年 「身勝手で短絡的な犯行」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200122-00238372-kyt-l25
という記事があった。
コメントを見ると、特に認知症の介護を経験している人と見受けられる方のコメントは同情的で「決して身勝手ではない」という趣旨が多かった。
私もどちらかというとそう思う。
知らないことは幸せだと思う。
しかし、この先高齢化社会の深化に伴って、介護経験者も増えるだろうし、認知症に対峙せざるを得ない社会状況になった時、どうなるのだろうか?
臭いものに蓋というような施策が維持できるのだろうか?
ちなみに、私の母親も、結構話のつじつまがおかしい事に気づくことがある、軽度の認知症と判断されてもいる。
ただし、決定的な生活破綻はしていないので、(本当に)助かっている。
父親の時も、大変だったが、まだまだ今よりは若かったし何とかなった。
以前のブログにも書いたが、母親も、手が付けられなくなったら施設に入ってもらうつもりだ、そのために、ディサービスやショートスティを利用して予行演習しているところもある。
人間の生活にはどうしても割り切れない状況に直面することがある、介護もその一つなのかもしれないね。
介護に関する人々(行政や施設)の中で、実際に自宅介護をした経験者の割合が増えると良いな・・・無理かな?