110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

カルロス・ゴーンと堀江貴文の対談

レバノンでカルロス・ゴーンと対談しました(2020/3/6)

 

日本の司法制度を批判する本編を私は支持する。

ちなみに、堀江貴文についてはどちらかと言うと嫌いな人なのだが、本件は納得できる。

ここに貼りつけたのは、いつの日か、このリンクが消滅するようなことが起きないかという危惧がある敢えて上げておこうと思ったからだ。

堀江氏が対談の冒頭で、戦前、戦後という古い話を持ち出したのだが、終戦から長年月が経っているにも関わらず、未だ古いままで引きずっている制度がある、この司法制度もその一つであろうし、もう少し、視野を広げると、官僚制もそうなのかもしれない。

いつのころからだろう、官僚(システム)について「無謬性」という言葉が囁かれたのは、無謬性ということは決して悪いことだけではない、しかし、例えば、今、世間を騒がせている新型コロナウィルスのように、前例のない問題に対する時、無謬性を前提にすれば、当然、対応が後手に回るか、政府や省庁以外に責任転嫁できるような布石を打つようになってしまう、すなわち、それでは役に立たないのだ。

新しい局面だから、本来は、失敗を恐れずに対峙することが必要な時に、無謬性に縛られて身動きが取れないことになる。

ちなみに、ゴーン氏が指摘するように、検察が99.4%勝利する司法制度は、システムとしては異常だね。

そして、堀江氏ならば大丈夫だと思うが、いつか「見かけなくなった人」にならないかと、今回の件で多少心配している。