110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

都知事選は

堀江貴文が名乗りを上げたので少し面白くなってきた。

ただし、堀江氏も余り好きでないので、堀江氏>小池氏という関係で私は堀江氏を支持している。


東京都のロードマップは小池百合子の選挙対策か?

堀江氏の指摘のとおり、小池氏はあまり理詰めな人ではない。

彼女の、一見(一聴)耳障りの良いトークと、良く突き詰めて検証すると何をやっているのかわからない公約が、短期的にしか評価できない人々には歓迎されているようだ。

まぁ、堀江氏も「感染者2名(昨日の統計だが)」というくだりで、本日感染者14名というデータとずれてしまったのは(時差の関係か?)惜しいところ。

ただし、彼の言い分にも一理ある、経済的な側面から、ある程度解除していかないという面を見ると、小池氏のような「全体的なガイドライン」は、良く機能しないだろう、なんらかの形で、部分的に解除し、ある条件をクリアできるならば、フェーズとは関係なく、大人数が関与する施設だとしても許可を出すという、限定的な部分解除の考え方が必要になってくると思う(感染者が増えつつある現状であればなおさら)。

(つまり、警戒態勢を維持しながら、可能なところでは、部分解除するという、さらに複雑な統制が必要だということ)

そういう施策をする時には、小池氏は都のスタッフが頼りだが、堀江氏は、もう少し広く民間の業者ともコンタクトできるだろう、そう、彼の好きなスマホのネットワークを多用して、場合によれば感染者の位置情報まで把握するシステムを短期間に構築する可能性もあるだろう。

そういう事は、堀江氏もしくはそれより若い世代の人材と発想力だろうね。

未だ、コロナ禍は終結していない、安倍政権の下の政府対応も、東京都の実際何をやっているのか不明な対応も、残念ながら、私もその世代の一部だが、これは年寄りの想像力の限界だと思う。

だから、まず実施されないのだろうが「ネット選挙」を公言する彼を、私たち世代では象徴的な事件だった「青島幸雄氏」にしないように当選させるべきではなかろうか・・・と(ふと)思ってしまうのだ。

そういえば、(あの)大前研一氏も、立候補したんだよな、あの時、彼がやっていたら、もう少し、違った東京都にはなっただろうな(ガラガラポン)。

他のところで書いたけれども、私は、ガラケー電子マネーなんか使わない旧世代の典型だ、でも、このウイルスを封じ込めるには、個人を詳細にモニターするネットワークが必要だ。

比喩的だが、今回のは、新型コロナウィルスではなく、新世代型コロナウィルスだと思う。