110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

この時期のペットの散歩

私はペットを持たない、ただし、世の中にはペットを愛好する人がいることは認識している、それは、いろんな時間にペットを連れて散歩している人々がいるからだ。

正直に言えば、ペットを持たない私には、ペットの散歩など昨今よく聞く「不要不急」のものでしかない。

ペット愛好家の方には沢山の反論があろうが、ペットも金銭で取引される以上はその持ち主以外から見れば「単なる物」でしかない。

それが、こういう状況下でもいまのところ糾弾されないのは、ある程度大きな比率で愛好家がいるということとマナーを守っているからだと思う。

ところが、先ほど買い物に行った帰りに、ある家の前にペットの糞が処理されずに残されたところを見た。

本コメントの趣旨はお分かりだと思う、ペットはそれを飼っていない人からすれば、単なる道楽であり不要不急のものだ、それでも散歩をするならば、(この時期)普段以上に周りの人に気を配らなければならないはずだ。

ペットに癒しを求める人は、どちらかというと繊細な人が多いのかもしれない、だから、現在の緊急事態宣言下で「うつ(鬱)状態」になっているのかもしれない。

しかしながら、そういう時ほど自粛が必要だと思う、今のところ、別に散歩させるのは構わないと私も思うのだが、普段以上に社会的な波風を立てない「配慮(自粛)」は必要だ。

繊細な人、精神的に弱っている人にとっては、こういう意見は厳しい事だと思うのだが、こういう行為があまりひどいと、「この時期はペットの散歩も止めて欲しい」という声になってしまう可能性があることに気づいて欲しい。

残念なことに、現在のコロナ禍はリアルな現象だ、だから、あなたの家を一歩出てしまえばリアルな対応を迫られる、端的に言えば、他者(見ず知らずの他人)の目を忖度(意識)しないといけない状況なのだ。

身も蓋も無いことだが、他者を全く意識できない人は、この時期自分の家に引きこもるしかない。