110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

統計的な世界比較

世界中で日本だけ「コロナ感染のグラフがおかしい」という不気味

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200507-00035219-president-soci

また、コメントを見ると、日本だけ違うのはある意味当然という意見が多く、こんなくだらない記事なんか書いているマスコミは・・・という批判へとつながるのが上位に多く見受けられた、その根拠は、国の方針がそうあり思惑とおりに効果を表しているから…や、医療現場が頑張って防いでいる、すなわち国力が高いから…などの意見のようだ。

ただ、世界では、指数的(曲線)的にグラフが伸びるのに、日本だけ直線的というのは、ちょっと違和感があるよね。

一時期、日本製品ガラパゴス化していると言って批判したことがあったけれども、状況は違えど、今回の件はそういうガラパゴス的な状況だよね?・・・グラフ的にはね。

だから、そのガラパゴス状態が本当に良いのか悪いのか・・・は、完全にコロナが終息してから振り返らないと分からないかもしれないね?

本来は、他国と同じようなグラフ曲線を描くであろう状況を、直線的なグラフへと変化させたこと、これが将来に、どのような影響を与えるかだよね。

だから、今の状況で結論を出すよりも、数か月、1年と経過したときにどうなるかに注目したほうが良さそうだね。

確かに、医療に携わる人材は優秀な人が多いようだ、しかし、人の移動や感染者を把握するような情報技術に関する政府対応は他国に比べて弱いよね(ある会合に参加した人のデータがいとも簡単になくなってしまう国だよ、いつの時代の話だろうね)。

こういうところは将来どうなるのだろう、少子高齢化のわが国ではいつか(優秀な)人材では数的に防げないことになりはしないのか・・・なんてね。

ちなみに、昭和の人間として痛感していることがある、21世紀はあきらかに統計の上に成立する社会だ、だから、身近なところではAmazonGoogleなどが、国家以上に人々を把握(支配)している、これは、若い人たちの方が、身に染みて理解していることなのではないのかな。