熱に浮かされたように解除へと向かう政府
政府「緊急事態」25日解除へ最終調整 西村担当相「いい傾向」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200523-00000531-san-pol
経済の逼迫による圧力からだろうか、妙に緊急事態宣言の解除を急いでいる様に思える。
例えば、韓国のように、患者数が相当に減少した後も1か月程度様子を見た上で解除し、その後、新しいクラスタが発生しても「上手く封じ込める体制」を作り出せた国を見ていると、なんとも、危なっかしい状況だ。
検査数は上がってきている様だが、緊急事態宣言の解除後も、さらに体制を強化して、(理想としては)全国民検査が可能になるレベルまでを目標とする・・・くらいの声明があって欲しいものだ。
どうも、我が国は「文系」の国になってしまったようだ。
気分や感情が表面に出てしまって、冷静な判断力を失っている様に思えるのだ。
「どうやら25日解除するのが美しいようだ」なんてね?
このコメントは殆どの国民がそう思っていることだと思う。
集団免疫もなく、検査数の絶対数も不足しており、ワクチンなどの開発も相当な時間がかかるのに、将来展望がなく緊急事態を解除するとは・・・他の国々(特にアメリカ)が解除の方に向かっているから「私も一緒に」なんていう、お友達のお付き合い状態のような気もする。
もしそうなら、少子高齢化問題よりも、重たい問題を国民は抱えたことになるような気がする。