110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

ボウガンを選ぶ

先日発生した、親族を殺害した事件で、凶器にボウガンが利用されたことが、ふと気になった。

何故、ボウガンなのか?

これは、今後の裁判記録を注意していれば、明らかになることなのかもしれないのだが、改めて、何故なのか個人的に考えて見た。

今どきの、大学生にとって、ボウガンは身近なものなのかもしれない。

マンガ、アニメ、ゲーム、ドラマ、小説、等々…メディアの中にボウガンが出てくるものがあればそれに感化されてしまうこともあるだろう。

しかし、私にとってボウガンは簡単に思いつくものではない。

本人に相当の殺意があることはわかるのだが、何故、ボウガンなのか?

もし、拳銃が入手出来たら拳銃を利用したのだろうか?

複数の人間を目的にしたので、効率を考えたのかもしれない?

 

しかし、私が一番嫌だと感じた仮定がある、それは「自分の手を汚したくないから」だった。

例えば、ナイフで切りつけると返り血を浴びる、首を絞めれば、それなりの力も必要だし、抵抗を受ける、鈍器で殴れば、相当の反動がある、そして、物凄い惨状を目の当たりにすることにもなろう。

現実の世界ではあり得ることだ、場合によると、それらのリアクションで犯行を続けることを思いとどまる可能性すらもある。

しかし、それが嫌でボウガンを選んだのならば…?

人間の奥底には何があるんだろうかね。