持続化給付金「支給遅れ」 国会で安倍首相が反論
これは昨日ニュースで見たので気になっていた。
FNNプライムオンラインにこの部分があった。
(以下引用)
国会では、持続化給付金の支給の遅れをめぐり、安倍首相がヒートアップする場面があった。
国民民主党・浜口参院議員「総理、遅いです。正直言って遅いと思います」
安倍首相「この1カ月間でですね、150万件ですよ。150万件すでにお支払いをしていて、1カ月余りで2兆円をお支払いをしているんです。ですから、現場がぼーっとしていて、何もやっていないのでは全くないんですよ」
安倍首相は、「問題があったのは事実だ」としつつも、「一生懸命対応していることは評価もしてほしい」と理解を求めた。
(引用ここまで)
そう、給付金の支給作業に追われている担当職員の方々への同情は多少しても良いのだが、アベノマスク、10万円の個人への給付など、既に、対応が遅い案件が散見される現状について文句を言いたいのだ。
実務の遅さをカバーするための措置を、内閣としては、同時に講じさせねばならなかったのではないかと思うのだ。
まさか、内閣や国会の決定はスピード感を持ってやった、その先の実務は各省庁、自治体、果ては公務員個々の責任だ…なんて考えていたら、とても、まずいと思う。
医療崩壊という言葉があったが、正に、公務員の事務崩壊が起きているということではないのかな、それも、無駄に手数が掛かる割り込み作業によって。
だから、上の発言は、無理難題を簡単に決める政治家の対応に翻弄される実務部隊の皆さんは評価するも、その原因を作り出している当人が評価を求める発言をするのはどうかと思う。
ただし、公務員の側も仕事が保証されているからなのか、必要以上に仕事の容量が悪い人もいるらしいと風のうわさで聞いてはいるのだが…気のせいかな?