110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

東京119名、首都圏では177名

東京は感染者数が減ったが、この数字をみんな信じてはいない様だ。

都も、何かいろいろな施策を考えている様だが、都民には伝わってこない。

ひとつ言えることは、東京都の感染者数の増加し始めたタイミングは、他の道府県より早く、先行指標になっているという事だ。

それなのに、未だに具体的な手を打つことなく、特に首都圏、そして他県にも、直接的・間接的に感染を広めている(対応の不作為という)事実もあるということだ。

(今日も埼玉の数字など「東京由来」がどの程度なのか気になるよね?)

小池都知事は、無症状で感染拡大だけする人もいて、それを、どうするのかは国の判断という、先の菅官房長官への回答をしていたのだが、国が指標を出さないことを指摘するのは良いが、だからと言って、都が都外への感染拡大を防止する措置をしない言い訳にはならない。

「お願い」で防止ができるのならばそれで良いのだが、現実には、領域外に感染拡大した事例が報告されている現状では「お願い」以上の対策をするべきだと思うよ。

例えば「明らかに都民が領域外で感染を広めた場合、その医療費などの補償は都が負担する」とかね。

いままで、散々政治的な駆け引きを見てきたのだから、こういう方法で良いのではないかな?

そうしたら、小池さんも真剣に訴えかけると思うよ。

政府にしろ、都にしろ、今回のコロナ禍は、手におえないので、できるだけ自分で責任を取らない様に、ババ抜きのババをみんなして回しているようなもんだよね。

当然、対応は、事件が発生した後になる、すなわち、後手に回るのだ。