110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

国民は今も自粛している

夏休み、今年は我慢? 「旅行・帰省しない」66%

https://news.yahoo.co.jp/articles/45ce71ccdc0a7cd7144f843449acaae211833be9

 

朝日新聞の記事はそれだけでダメという人もいるようだが、これは興味ある数字。

仕事や育児・教育等々の生活に必要な活動はあるだろうが、こういう様な形で「自粛」している人は思いのほか多いに違いない。

毎日、東京都と首都圏のコロナ新規感染者数の数字を記載しているのだが、確かに、ご存知のとおりに「増加」しているのだが、「倍々」にはならない、「1週間に100人前後」増えていく感じで、これをグラフにすると直線的な伸びになる。

大阪は少し落ち着いたが、伸びるときは急伸して、倍々の様相を呈した、これは「曲線」の伸びになる。

だから、東京都民の幾らかは潜在的に自粛しているという見方をしていて、これの後ろ盾のデータが欲しかった。

この記事は、あくまで間接的だが、そういう国民の傾向を映し出してくれたのではなかろうか?

しかし、本当に66%自粛をしても、残念ながら、感染者数の伸びは衰えるが、少しづつ増加することに変わりはないと思う(あの自粛率80%理論は大筋間違っていないと思っている)、それでも、上手く、重症者数の数が増えない様、入退院のバランスが取れれば、相当長い目で見て収束していくことにはなろう。

丁度、大雨でダムの水量が限界になり放水する時の様に、上手くコントロールできるのか、被害は必ず起こるので、それを最小限に抑えられるのかが、判断する者たち、政府や各自治体の首長の手腕となる。

が、今のところ、そういう政治家たちは、間違った見解で推移している様に、下々の国民の一人(私)は見ている。