110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

これ見ました(サヘル・ローズ)


[こころの時代] HUMAN サヘル・ローズ~砂浜に咲く薔薇(ばら)のように | NHK

世の中には凄い生き方をしてきた人がいるのだ。

彼女自身も凄いと思うのだが、名家の育ちなのに、赤の他人を引き取って育てることで勘当されて、日本につてを頼ってやって来た彼女の母親がさらに凄い。

子供の為だけに生活なぞしなくとも良いと言われるが、まさに、子供のためだけに生きてきたその姿は、現在の日本では忘れ去られたものではなかろうか?

確かに、彼女の母親は、子供に依存しているといえるのだが、それが理性を越えたところまで行くと、そういう善悪の判断すら受け付けないような気がするのだ。

 

そうそう、放映中に出てくる、自分の支えとしてのコーランがとても印象的だった。

宗教は、普通に暮らせている時には、あまり役に立たないものなのかもしれない、理性的ではないしね?

でも、人間が本当に困窮したとき、そのぎりぎりのところでは、必要になるものなのかもしれないね。