110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

なるほど・・・

先程TV見ていて、「これは仮説だけれども・・・」と片山善博氏が言って持論を述べていて大変参考になったのだが、コロナ禍の政府(その実、与党の)対応については、世論が急変するスピードが早くて追いつかないというのが実情かもしれないね。

そのTVでも、特別措置法の改正で罰則を設ける話題だったのだが、私のような庶民には、数週間前の天井知らずに新規感染者数が伸びている状況では、ある意味、感情論も入って「刑事罰もしかたない」という見方をしていたのだが、現状、少し落ち着いた様に見えると、とたんに「刑事罰は厳しすぎる」の方に乗り換えてしまうね。

また、この前後、緊急事態宣言下で倫理的不祥事が相次いだことも、政府への不信感を強め、一般国民には刑事罰を科すだろうが、上級国民(政治家)にはお目こぼしをするんだろうと勘ぐられてしまうことになる。

本来、コロナ禍のように、前例が乏しく、政治側が先手を打ち続けないとうまく回らない事象に対して、慎重策をとり続けたところが、現菅政権の厳しい評価につながったのだろう。

内閣支持率が下がり、政治的に動かざるを得なくなり、世論の動向をもとに政策策定をするのだが、その結果、変わりやすい世論に追随できない政策策定に陥り、それが、さらなる支持率の低下を生み出すという「負のスパイラル」に陥っているようだね。

まぁ、しかし、与党内でも緩んでいる人がかなり出てしまっているので、まず、与党内の立て直しから始めたほうが良いのかもしれないね?

そういえば、こんな事態にも前総理の安倍さんが静かだけれども、何かあったのかな。

まぁ、自民党関連の係争中案件も多いから仕方ないのかな?