110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

借りた本に付箋は貼らないで

「借りた本に付箋は貼らないで」 のりが残り変色するので「付箋は困る」図書館関係者の声も
2/9(火) 14:03配信 ねとらぼ
 図書館などで借りた本に付箋を使うと、のりが残って時間がたつと変色する可能性が。「返却すると分かっている本にはあまり付箋を使わない方がいい」と注意喚起するツイートに「変色するなんて知りませんでした」など驚きや納得の注目が集まっています。
 ろぎおさんは、本のページが黄色くにじんだ写真に、「これ何だかわかりますか?」の一文を添えてツイート。黄色い汚れは付箋の跡のようです。付箋はたとえ剥がしたとしても、薄くのりが残り時間とともに変色してしまう場合があります。図書館や他人から借りた本などには、付箋を使わないよう注意が必要です。
 借りた本に付箋を貼って利用する人は時々いるようで、図書館で本の修繕を手掛ける人からは「注意喚起、ありがとうございます」と声が寄せられています。なんでも付箋は剥がしたあとにのりが残り、ページがくっついてしまうこともあるとのこと。古い紙ではシール剥がしを使ってもうまく取れないようで、歴史的な資料を取り扱う際には特に気を付ける必要がありそうです。
 具体的な解決策としては、紙のしおりや短冊が提案されています。図書館が用意している場合もあるようですが、ろぎおさんは「必ずあるというわけではありませんので、過剰な問い合わせなどはくれぐれもなされませんように」と配慮の一言を添えました。
 ツイートへの反応には「子供たちの辞書は付箋でビラビラしてます。付箋が多いほどすごく調べた証らしい」と学校で付箋を使う習慣を身につける場合もあるというコメントもあり、購入した本と借りた本との使い分けを周知していくことが大切だと気付かせてくれます。また、小さな紙切れで簡単に作れるしおりの作り方なども紹介されていて、参考になります。

 本は、図書館で借りたものは読まないけれども、読書はすきなので気になる話題ではあった。

ここに取り上げたのは、そういう本好きの観点もあるのだが、1つのコメントが気になったからだ。

それは、

昔(昭和ど真ん中のころ)は本に傍線引いたりしても何も言われなかった。
借りた本に感想を書き込み、数か月後に借りてみると、その感想に対しての反論があったりして、文字だけの交流というものが存在した。
今では書き込みなど持っての外か。
つまらない世の中になったと思う。

そう思わないが70で、そう思うが2の、普通に読めば良くないコメントだ。

これへの返信も

交流だと楽しんでいたのは当人たちだけで、当時も他の大多数の方が「借り物に書き込みなんて」と不快に感じていたと思いますよ。私も昭和世代ですが、大学の図書館で不満噴出し問題になったものです。

(そう思う26/そう思わない0)

当然の反論やら

若い頃好き勝手やってた老害は黙ってろ。

(そう思う11/そう思わない1)

という、全然別の議論の人もいたりする。

このコメントに注目したのは、これを書いた人の時代、私よりも年長だと思うけれども、本が貴重品だったということ。

多分、マーカーも付箋も、さらに、紙さえあまりなかったかもしれないときに、当然、自分じゃ買えない本を図書館で借りてきて読む・・・のだが、何かメモしたいが無い。

悪いと思いつつ、書いてしまう。

確かに悪いことだよね?

返信で、老害と喝破した人は気づかないかもしれないけれども、このコメントの人、数カ月後に再び借りて読んでいるんだよね。

そして、見たこともない人と、意見交換する、偏っているけれども・・・SNSなんて無い頃だよね。

今みたいに、本がゴミクズのようには捨てられない時代はあったんだな。

と感慨にふけった。

だから、というわけではないけれども、本当は、今はこのままで裕福なんだよね、特に、本についてはね。

古本の価格なんて本当に安いよね、タバコ一箱分もしないものがたくさんあるしね。

でも、皆、本読まないよね。

ある意味、不幸な社会だね。