110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

東京都508名で、重症者は67名(-6)、死者は16名、首都圏1009名、全国比36%

新規感染者数は減っている傾向だが、死者数が相対的に多いのが気になるところ。

さて、首都圏の全国に対する感染者数の比率が上がっている、現在でも、異常値だと思える、北海道や沖縄県も含んでのこの数字は嫌な兆候だ。

感染者数の減少よりも、減少傾向が鈍いことを注視したほうが良さそうだし、東京都自体は全然警戒を緩めていないのは良いことだと思う。

オリンピックに幻惑されて、肝心の感染抑止を忘れるようでは、レベルがあからさまになってしまうだろう。

今の、マスコミ報道を見ていて「マスゴミ」という人の気持ちがわかるような気がする。

ただし、今日の昼の番組に、西村大臣が出たのは良かった。

あらためてわかったことは、世論、大衆、そしてマスコミは、政府と自治体のそれぞれの役割について、ほぼ理解していないことだった。

1年も経っているのにもかかわらずだ。

これは、悲しいことだった。

例えば、尾見会長はあくまで政府側の見解、一方、PV(パブリックビューイング)は自治体の裁量、当然、立場が違うので、違う見解となってもおかしくないのだが、ひとまとめにして、オリンピックは・・・と議論すると、おかしげな見解になってしまうことがある。