東京都1387名で、重症者は60名(±0)、死者は2名、首都圏2421名、全国比64%
東京都の高齢者の新規感染者は36名、2.5%。
先程TVでも高齢者はワクチンの効果で感染が抑えられているという話が出ていたが、これは、一部正しいのだが、本質は間違っている。
ワクチンの効果は確かに出ているが、その前から、高齢者の新規感染者数は人口比でみても明らかなほど少なかったのだ。
このことをきちんと言わずにワクチン効果だとするのは、本質を見誤った見解だ。
これは実際に、感染拡大を許してしまったその他の年齢層(若年層を中心とする現役世代)に対して、ワクチンを打っていないので、感染拡大は仕方がないという(大きく誤った)メッセージを与えてしまう。
それが違うのだ。
感染対策をすれば、新規感染者数を抑えられるということを明らかに実践してきた高齢者層に対して、非常に傲慢な見解を示していることになるのだ。
まぁ、それを認めることは、マスコミで喧伝している、オリンピック批判など、全て政府を糾弾していることが、いやいや国民も何か下手なことたくさんしたんじゃないの、という反省を促すことになるわけで、今までの流れからすれば、相当なバッシングを受けることが予想できる。
でも、これは真実だ、過去の数字を追いかければ簡単にわかることだ。
感染者を減らすことは、地味ながらも、一人ひとりが気をつけることだ。
ワクチンは簡単な解決策のようだが、それなりの時間がかかる。